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 ファイナルノーメッセージ

佐伯光雄革命 叩けよさらば開かれん我等反逆の犬 時代がお前を潰すなら刺し違えるまでよ 牛を殺し豚を殺し殺されるまで殺し続ける 血塗れの手で明日を探そう我等服従の犬 行列をこよなく愛し足並み合わせてゴー 薬漬けの長寿大国よどこまでも生かしてやってくれ 佐伯光雄革命 溢れるほどガイヤをぶつけてくれ我等科学の犬 何も怖がることはない奴ら狂ってるだけさ 時間も文明も超えて俺の胸に突き刺さる 社会からはみ出してイキがってな爆弾ガキ犬 理想でメシが食えるかそんなもん蹴っ飛ばしてゴー 不自由だと立ち上がる腕は資本主義のブタの餌になる 佐伯光雄革命 叩けよさらば開かれん我ら反逆の犬 時代がお前を潰すなら刺し違えるまでよ 牛を殺し豚を殺し殺されるまで殺し続ける 裸犬佐伯の肩に探し続けた俺の手がかかる 佐伯光雄革命

エニグマ すがりかけたベードラインは何処 クソガキに金棒全く遣り切れない 嘘をつく男が好きだ何故なら しつこい夜はあがくしかないさ 古いものは捨てなさい教えられ 服の色で唾を飛ばし合う 空に飛び立つ迷える子羊は 受皿を武器にする技一つない エニグマ 覚えてるぜあの時出会った鉛の夜を 忘れはしないお前と犯した狂った日々を 生涯前進進め進め進め 凍てつく地面に砂煙を立てて 片腕の占い師が死んだその晩に 場中的な同情を投げつけた 声が震えても歌を歌っていた 学者の想像力などゴミ同然 体制に逆らう魂の音は 煩悩の数だけこの胸を打つ エニグマ 覚えてるぜあの時出会った鉛の夜を 忘れはしないお前と犯した狂った日々を 個人は若く団体は脆すぎたユニオンの目玉を潰すための 目を覚ませば縛られ箱の中 死んだ犬が腹を見せていた 自分が自分でなくなるその時 エニグマ 俺にボタンを渡した 砂利船爆発炎上ノーコントロール 静寂を破りサイレンが鳴る 苦しそうに笑うエニグマを愛した 動かなくなるまで首を絞めていた 昇る朝日にカモメが鳴いた 舗道で小旗を振る女達 自分より弱いものを探してる たどり着いた場所を確かめるみたいに これから関わる人がいる ユニオンと俺とを結び付ける為に 俺は日増しに軽薄で お前は優しくて軽薄だ 個人は若く団体は脆すぎたユニオンの目玉を潰す為の

昨日の警察官 昨日の警察官は明日の泥棒さ 新しいリーダーは三日で吊し上げさ プロはガキにてこずり薬指を落とした 女のヒステリーには市民運動がお似合いさ 医者が首を横に振れば遺族は縦に振る 権力闘争の修羅場は叩き上げがものをいう 東京の時計は速く回るから誰もが欲しがる 探したいものを背中に付けて俺は走りまわった 偽物とデタラメの生活さ ロマンティックな犯罪者の街 精々巧く化けろよ 偽物が今夜本物に代わる 残酷なくらい鮮やかに代わる この街の眠らす為のピアノが始まる でもピアニストは誰も救えない 明日こいつが英雄になったら お前はどんな顔でこの俺を探すだろう ハンドルの無い車で安全に走れ フロントに映し出された空家の避雷針 ビリケン頭で舌を垂らして生きるのもいいさ お前の好きな愛の歌で魚が空を飛ぶ 偽物とデタラメの生活さ ロマンティックな犯罪者の街 精々巧く化けろよ 偽物が今夜本物に代わる 残酷なくらい鮮やかに代わる 子供を抱いた選挙のポスター いやらしさだけが頭に残った 偽物さ 世界を憎む歌が流行っても お前が変わり果てた姿でも きっときっと引き摺りだしてやる 昨日の警察官は明日の泥棒さ 新しいリーダーは三日で吊し上げさ 昨日の警察官のように 偽物が今夜本物に代わる 残酷なくらい鮮やかに代わる みんな偽善者みんな犯罪者みんな偽物

所有者 前略上様、スコールの前は どうしてこんなに 潮の香りがするのでしょう 八月なると此処へやってきて 蛙が潰れた声と共に 空が破れる音がして いっせいに降りだした雨に 子供達は歓声を上げるぐらいじゃ 物足りないみたいで まったく呆れたものです 本題に入りますが 所有者は69年生まれで 50年代ガータードレスが 懐かしく思っているらしく 思想家に脳をいじられたり 世界中飛び回っている セラピストに求愛され 愛すべき敵を追って 日々奇行にはしった訳であります 所有者は貴方を愛して 貴方は所有者になりきった これでやっと謎が説けました 敬具

ゴルゴタのトンネル トンネルを超えると雪じゃなくて俺の場合混沌だった 毎日毎日歩き続けた半分口を開けて 道端に捨てられた液晶テレビの中に 手錠を掛けられた白髪混じりの俺が映ってた テレビを壊して歩き続けると黒人奴隷に会った 昔のパンクにあげたら喜びそうな手足には鎖が絡まってた その横で騎兵隊がインディアンを虫のように殺したから コンドーム膨らまして喜んでる子供たちに サンタクロースなんて殺してしまえと言ってやったのさ 丘をあがると蛇を振り回してるユダヤ人の門番に会った ライオンを手懐ける為の方法を教えろと唾を飛ばしてきた 俺は嬉しくなって何度も口に入れては吐き出した シュールレアリスムなんて解ってたまるかと言ったら 地響きを立て門が開いた 門の中では日本人がウサギ小屋で能面のように暮らしていた アメリカ人はトラの檻に入れられたけど怯えてはいなかった 自分が餌にされてる事に全く気付いてなかった それを哀れんだ人達だけが翌年のオリンピックで大活躍した 「50億の死刑台をどう並べたら美しいだろう」 台湾のロック歌手が帽子を置いて歌っていた 凡人は過去を振り返って立ち止まるばかりだと言ってやったら 案の定男が二人来て俺は門の外へ放り出された もう前に進めないと思ったら急に昔が懐かしくなった しばらく歩いて振り返ると門番は嬉しそうにまだ手を振っていた あいつは恐らく死ぬまであのままだろう幸せな奴さ そして頭の上でカレンダーがパラパラめくれた コンドームで遊んでいた子供は親になって学歴社会に遊ばれていた 騎兵隊とインディアンは映画の中で仲直りをした 奴隷も鎖が外され恋人と寄り添ってた 道端に捨てられたテレビでは愛は地球を救ってた トンネルにはゴルゴタと書いてあった 暗闇を歩いてるけど俺は幸せだった 前方が明るくなって誰かが俺の名を呼んだ 俺の髪は白髪頭でゴルゴタと超えると晒し者だった

作詞 サカイユウジ  作曲 青天上

反戦 九輪草の咲く丘にお墓を建てよう 大きな命も小さな命も 戦を繰り返す度に心を痛めよう 新しい人達も新しくない人達も 何も言わないのならもう何も言うな 自由だの平和だの願うもんじゃないだろ 風は俺の鼻にあたり頬を掠めた 常識の中に頼りなく揺れる反戦の旗 一人また夜をどこかへ飛ばしてしまった 間違いとは偽りとは何かを 俺の半生は戦いで始まりそして終わる 右翼が折れても左翼が腐っても同じことだ お前はやっぱり平和が好きかい  お前はやっぱり仲間外れは嫌かい 死にきれないアイドル歌手は花が好きだと思うかい 飛べない羽根を貰った障害者は文部省が好きかい 反戦 そこまで我慢できるか見ててやるさ 反戦 アホなパンクのファッションのようさ 反戦 野暮ったいだけさ 答えを出すのがそんなに怖いかい 結論は誰かに決めて貰いたいかい お前のやりたかった事は本当にそれかい 新しいことをしようか懐かしいルールで 反戦 誰も興味なんてないのさ 反戦 どっちみちアメリカの言いなりだろ 反戦 なんて軽い言葉 幾つもの凱旋を壊し続けた英雄と兵隊 死んだ奴も死にきれなかった奴も ナンバーワンストリートで破裂した 革命の最中反する戦いに熱病の女は 股の下で転がして遊んだ 太陽は昇るが終わりなき戦い クラブ活動のような革命 言い訳するのはいつもノンポリさ 思い出にするにはお粗末なものさ 反戦反戦反戦反戦反戦 むかつくならやっちまえよ 楽しいとき笑うみたいに そのとき俺はあそこにいるよ 九輪草の咲く丘に 常識の中に頼りなく反戦の旗 常識の中に頼りなく反戦の旗

チャッターバー テレビをつければポケットモンキー あいつは人間の屑だ 日章旗はためくチャッターバーで 貧弱なファンファーレ鳴らしてやれ お前は偉いよ何にもやれないくせに 何にも出来ない事を武器にしてさ 生まれつき声なんて出やしないけど 何でも笑い話じゃしまらないだろ 正義がぐらぐら揺れてた それはまるで弥次郎兵衛のように 会議室いっぱい使って熱く語ってた ジャパンだろうがニッポンだろうがどうでもいい 問題は殺されたのは朝鮮人で 幸い朝鮮人だとお前が言ったことだ キチガイ集めに忙しくて 案の定俺はバスに乗り遅れてしまう それでもたまらなくお前に会いたくて 何度も土下座をした 8月15日急ぐ足をとめて 街頭演説に右翼を知るもいいさ 高度経済成長の犠牲者たちは昔を笑って話した 与えられるもの全てを抱えてブクブク太りだした 時間は船のように流れ 時計はニワトリのようにけたたましく 困惑乱心逆上ダッチロールタンデム人間チャッターバー 地べたを這ってでも戦う事を忘れなかった無意味なお前に トロツキーを嫌いデカダンスを侮ったお前に 貧弱なファンファーレを 日章旗はためくチャッターバーで 毒を撒き散らすグライダーの陰に俺が重ねったら 隠したいものだけ隠せ

サイレントマン 本当の事はお前に幸せを願ってるけど 本当の事が言える世の中じゃないので だけど嘘をつくほど偉くもないので 黙ってるよアイムサイレントマン 物欲しそうにお前は口をパクパクしてるね お前は嘘をつくのが上手さ偉くもないのに 政治家みたいな真似は やめなよ泣きっ面に蜂さ いつの間にか世の中は地獄に堕ちて いつの間にか人々は裁判官になって 15時のニュースは視聴率が上がるよ 昇って昇りつめてお前と落ちた その頃原子力発電所の灯りが消えて 僅かな石炭で灯りがつけられた 原発反対で儲けた音楽家は また新しい企画で一山当てるだろう ラジオのパーソナリティ 勝手にほざきな そこのお前 勝手に遊んでな 夕暮れになれば何も飾らない老人が もうあまり使わなくなった手には豆を握って そしていつもの場所に座りそしていつものように たやすく降りてこない鳩の腹を満たす 近所の住民は鳩の糞で頭を抱えてた そのうちこの老人でさえ嫌い始めた 雨の日を風の日も微笑む彼と 雨の日も風の日も苛立つ人々と ある日一人の住民が彼に言った あなたは「ここの」人間じゃないから 鳩がもたらす害を何も知らないんです 洗濯が干せません窓が汚れます アフリカジャングルが酸性雨にやられて マウンテンゴリラが絶滅の危機に立たされて 生きる幅のない無口な動物と 生きる価値のない無能な人間と ラジオのパーソナリティ 勝手にほざきな そこのお前 死ぬまで遊んでな 夕暮れが沈んでももう彼は来なかった 悲しい目をして帰って行った彼に 俺は何が言えるだろう そして彼等にも何が言えるだろう 優しい彼の手の中には今も豆があるのだろうか どんなに手を振っても零れ落ちることはないだろう そして山は見えなくて そして川は流れない 本当の事はお前に幸せを願ってるけど 本当の事が言える世の中じゃないので  だけど嘘をつくほど偉くもないので 黙ってるよアイムサイレントマン

ゆめがねむったせかい 夢が眠った世界たった一年の飢饉で 神様が水になったよ太陽は奴隷さ 人肉は重宝され幌付きのトラックが溢れ 錆びた精鋭都市では拡声器の声が入り乱れる そこには市場があって塩や胡椒と同じように 子供の死体が売られていて求める人の列が続いてる 勉強できたお利口さんは民衆集めて 夢の無い奴らと夢ばかりの話をしてる 死ぬなよミスター生き続けろ 生きて生きて戦え 飼い犬が主人を嚙み殺した 力だけがすべての世界 横柄なシステムは単純だからデットラインに人が集まるよ 紫外線で肌は爛れ冬が熱いのはもう三度目さ 絶対権力の軍人たちはきな臭い事は飽きたらしく 残り僅かな弾薬で飢えた子供に食べ物を与えてる 青空の下の共同生活日に日に人は死んでくけど 誰も諦めないさ最後の最後まで仲間さ ラジオから流れる最終放送みんな静かに聞いてたよ 明日は私の誕生日だと死んだ歌手の歌が流れた 死ぬなよミスター生き続けろ 生きて生きて戦え 親が子供を庇うように 涙が歌に変わるように かつて20世紀人類が地球に与えた餌で 何もかも狂わせたけどこれが真面な地球さ 21世紀の救世主はたった一人だけ肥っていた お城のような庭で昨日ロケットで逃げたよ あともう数時間で新しい世界の誕生さ 僕らは手に手を取ってわずかな命を持て余した 怒り狂う海に大地が覆い尽くされた すぐそばで月が砕けた 死ぬなよミスター生き続けろ 生きて生きて戦え そしてみんな死んじまったよ そして風がぴゅうぴゅう吹いた 愛も平和も無くなったよ 夢が眠る素晴らしき世界

壁が消えた日 壁が消えた日 新しい日本 壁が消えた日それは必然的自由で 言い訳ばかり言ってるお前は無条件にブタ野郎さ 大して暇でもない癖にグローバルだなんていうなよ お前等の蘊蓄なんて流行が右向きゃ右だろ トンネルの落書きには民主差別が哂う たとえママが死んでもグラビアは笑ったまま ぶち壊しの歌を     壁が消えた日 自由の中で自立に怯え 壁が消えた日 お前はブルブルブル スペースシャトルが空から仕事もせずに落ちたよ 自然の戒めよなんて言えたらお前は英雄 魂は売っても心は許すなよ 壁が消えた日知らんぷりは見飽きたぜ トンネルの落書きには 民主差別が哂う たとえママが死んでも グラビアは笑ったまま ぶち壊しの歌を 壁が消えた日 自由の中で自立に怯え 壁が消えた日 お前はブルブルブル トンネルの落書き民主差別を哂え たとえママが死んでもグラビアは笑う 壁が消えた日 自由の中で自立に怯え 壁が消えた日 お前はブルブルブル 壁が消えた日 新しい宗教 壁が消えた日 新しい差別 壁が消えた日 新しい自由 壁が消えた日 新しい日本

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