

最終権利
祭り 爆弾抱えて逃げてた密林の中 雨の如く降りそそぐミサイルをよけて 十字に張り付けられた次郎と三郎 四郎は木陰で見ているそしてヨーデルが聞こえた 飛び散る肉をかわして政治をうたえば 木陰で潜んだ奴等も靴紐をくくる 枯れ木も山の賑わいで駆り出されたあいつは 世間のどぎつさってっや つをその時見せられる うっそうとしたビルが連なる街のジャングル 誘われたかのように最前線に躍り出た 俺はロシアダンスを踊りながら爆弾をよけて 同志は阿波踊りを踊りながらバタバタと倒れていった これは祭りじゃないんだもっとまじめにやれ 観客は不満そうに口々に言ってた だけどこんな楽しかったことは今まで無かったと 骸骨の人形を抱いた女が半笑いをしていた 俺は吸いたくもないメンソールの煙草を吸って 姿なき敵といつまでも闘ってやるさ カオスの川で釣りをする指導者達の 野望の竿で釣りあげたけどお祭りだった 爆弾抱えて逃げてた密林の中 雨の如く降りそそぐミサイルをよけて ミサイルをよけて 政治を語れ 靴紐を括れ お祭りさ
領土返還 路頭に彷徨う雑踏の足音 悲しげに脱ぎ捨てた意識の残照 地上に輝く放火の炎 きっと誰かが結び付けたんだろう Oh my J 人が人でなくなった 明日はお前の番だ 腐った顔のままで生きていろよ また今度教えてやるさ 若者の代弁者は当然偽善者だった 今頃になってドラックの怖さを伝えているのさ あんちゃん遅いよブタ箱の中で 懺悔の歌でも作ってりゃ平和なもんだね Oh my J 目を開けるたびに すべてが馬鹿馬鹿しくなるね 橋のたもとではいつもの右翼が叫んでた 聞き飽きるくらい何度も あいつが何と言おうと 国後返還 あいつが何と言おうと 歯舞強奪 限られた運命の中風に煽られて 俺は丸裸で俺は丸裸で この街の明かりが一つ一つ消えていく頃には 体罰の問題はもうどこかへ片付けられるだろう お前の心の一つ一つが思い出に変わる頃には 管理制度でさえ美化されてしまうだろう 冷たい頭を冷やす雨ももう汚れているし 罵倒と論詰はもう平行線だ 見えなくなるまで走り抜けたとしても 聞こえなくなるまで騒いだとしても Oh my J ノスタルジアの地割れ 人がボロボロ墜ちていった 霹靂の中老婆が男の足に拝んでいる 叫びが聞こえる あいつが何と言おうと 領土返還 あいつが何と言おうと 領土返還 空が崩れ落ちたもうどうでもいい 正義が誰なのかもうどうでもいいだろ 高架下のやたら汚い壁に貼られた 自衛隊員募集のポスターには いつもなぜか鼻の穴に押しピンが二つ刺さっていた 昔もそこから始まった Oh my J 人が生きていく為に 必要な犠牲を繰り返す Oh my J 教えてくれこの国の領土は何をするところだ あいつが何と言おうと 領土返還
ジェノサイド 始まりの鐘が鳴り響く お前と交わした約束の地で 皆殺しの狼煙が上がる時 弾かれたように俺は甦る 産業廃棄物の死臭の中で 俺の根源はいつも不条理で 勝利者と敗北者の交わる橋では 去勢された腐った魚の目だけが笑う 背徳とヒューマニズム 二人はそれぞれの道に 心を奪われてく それは生まれる前からの運命のように ジェノサイド 本当の皆殺しの歌が聞こえる ジェノサイド 本当の皆殺しの歌が聞こえる 忘れたい事が幾らかあった 忘れられない事が幾らかあった 取り戻したいものはここにはある 思い出せないものもここにはあるけれど 無法社会に散らばるアピールってやつは 毒手が三歩進み振り返り舌を鳴らしたもの 過当競争受け入れりゃ猿ぐつわの中 生きていける者だけがここで知るという 二人は長い長い 堅城の歳月を経て 互いに潰し合うのさ 取り戻したいものがあるそれは生きる証 ジェノサイド 本当の皆殺しの歌が聞こえる ジェノサイド 本当の 戦え男たちよ 漠然と立ちはだかる蜃気楼を背中に 幾つものハリケーンと逆光を浴びた男 正気と狂気の間で 剣を腕に縛りお前の名を叫ぶ ジェノサイド 始まりの鐘が鳴り響く ジェノサ イド お前と交わした約束の地で ジェノサイド 皆殺しの狼煙が上がる時 ジェノサイド マタドールは俺を笑ってた
埋葬 子守歌は俺の背中で炸裂してた 彼女の重みを背負って傾斜を登る どうでもいい話を続ける俺に 彼女は俺の帰り道の心配ばかりしやがって 何処へ行くって 母親を山に捨てにいくのさ 言葉で全てを掴めるならば 渾身の力で掴まなければ 現実から醒めて人が目にするものは 今まで見たことのない 森に囲まれた姥捨て山さ 何をしてるの お前を埋める穴を掘っているのさ 俺はまだ生きているか お前の心の中に お前もまだ生きているのか あいつの心の中に さあ埋めてくれ 名も無き旗の下で ヒューネラルマーチが流れるまでに さあ埋めてくれ 名も無き草の下で あの汚い歌が流れる間に 彼女は力なく手を振っていた 背中を向ける俺にカラスが下品に嗤う 驚愕に足を取られ傾斜を降りる その時彼女の最後の声が聞こえてた
鎖 鎖をちぎって暴れる奴等を機動隊が構える 集まる事こそ団結だよと能無し野郎が立ち上がる 訳も分からず看板ぶら下げ身体が先に熱くなる 実行するなら手段は問わないそれでも世界平和さ ナイティン サーチン 批判するなら打撃にかかりお国の為と罵る 不良上がりの大量生産国旗を掲げて荒れ狂う 軍艦マーチのボリューム上げても頭の中は変わらない 何処からともなく聞こえてくるぜ蛇の道蛇だと ナイティン サーチン ナショナリズムの大型組織表をあげよ白豚 理論も根拠もお構いなしさあくまで黒を絞め殺す ブラジルレゲエの魂さえも色褪せていく日常 何処からともなく聞こえてくるぜキルザKKK ナイティン サーチン
落書き さあ手を差し延べてごらん俺と同じ形をしているだろう 色なんて関係ないさ世間はガタガタ言うけど お前がさっき俺に言っていて事忘れないで この通りを誇りをもって歩き出せばいいだけさ 社会はガラクタに充ちて放り出される者はいつも 自分のささやかな心まで奪われていくなんて時代さ GNPどれくらい上がったんだい世界一かい嬉しいかい これから高齢化社会の企画を考えるあんたはガラクタで もっと広げてみようむかつくことはいっぱいもっと 音を出さず賑やかな腐ったパラダイス見せつける 暗い暗い闇の中戦士にもなれない俺と 顔の無い奴らにお前はいかれちまってグルグル巻きさ 俺はありのままを知るためにわざと夜に迷う 道はいつも混んでいて思うようには進ましてくれないけど 俺が切り捨てたいものはすべて必要なものなのか 父親は息子にスカートをはかせ踊らせたのさただそれだけ NO WAY OUT 追い詰められた落書きが今こんなに認められていく お前は狂った人格でもそれがただの平均 落書きだらけの壁に凭れ俺は被りを振った あんたの話さあんたのいつものやばい話さ きっと巡り合えるのさ夢の数だけ きっとうまくやれるのさ夢の数だけ 追い詰められてるのはあんたの落書き 衛星中継の臨時ニュースはたえず惨劇をありのままに映し 平和なアジア国民は知る由も無く聞く由もない 裏切りの根源を探してもう40マイル 日夜日夜歩き回っていたかじかんだ手の中はいつも汗を掻いていた 20数年の歳月が嵐の中流れた 今思えば虚しさで胸が凍る思いだ ゲバルタ内ゲバ何とでも呼ぶがいい もう終わりさ若き赤軍兵士の理想は崩れてた NO WAY OUT 追い詰められた落書きが今こんなに認められていく お前は狂った人格でもそれがただの平均 落書きだらけの壁に凭れ俺は被りを振った あんたの話さあんたのいつものやばい話さ きっと巡り合えるのさ夢の数だけ きっとうまくやれるのさ夢の数だけ 追い詰められてるのはあんたの落書き 俺が殺す前に死んでいく貴方は マネキンに着けられた赤い服を脱がして 毎年行われる国民の馬鹿げたお遊戯を奪うほどの 存在だった貴方は生まれて今まで落書きを描いてた 追い詰められてるのはあんたの落書き
作詞 サカイユウジ 作曲 青天上
マネー 部落解放同盟の一部の幹部の奴らは 国からもらう補助金引っ張りまくって 差別を逆手に取る しわ寄せはいつも普通の部落の奴ら 悲劇も喜劇もゴミ箱の中で漁れ 誰が何を与える 地球環境動物愛護を唱えて 勲章つけた男の付け髭は さも正義のシンボル 日蓮正宗の坊主よ 富士の山でお金を貯めてりゃ そんな顔にもなるぜ お前も肉食ってんだろ お前も虫けら殺すだろ 世界に散らばるユダヤのフィクサー なぜかみんな金持ちなんだね 世界の裏側 まだ答えが見つからないジャーナリスト 時間がだらだら流れる事ばかり考えてやがる 一心不乱いい言葉だろ 地方自治単位で動いてる政治家 アメリカのコメがコシヒカリに変わることだって 簡単なんだろう農民をもう甘やかすな 後ろの景色が逆さまに見えるほど欲しがる 清き一票とはコメ一俵分だってことさ 現状維持嫌いなんだろ お前も肉食ってるんだろ お前も虫けら殺すだろ
いつか日の丸があがるとき 町は不定調和の中で存在をごまかしてた 言論も思想も宗教も一息で吞み込まれ 男も女も犬も猫も みんなそれを吸収して曖昧な生き方を強いられる もはや釈迦の力も無くなった末法の時代 信仰なんて神や仏の中に自分を写し出せばいい 天理教で全財産つぎ込んだ中年女と この頃やたら見かける外車に乗ったお寺のくそ坊主がすれ違う 今夜俺とお前とで いつかこの橋を渡るとき 蓋を開けるとすでにここだけ戦争が終わっていた事と 許される範囲で暴れてる連中の事と カメラに写れば解決したと考える事と いつだって俺はお前の味方だって事と 今夜俺とお前とで いつか日の丸があがるとき 五年経てば大昔になるこの流れの早い日々の中で 人々をみて諸行無常などと風流に浸る気にもならず 情報を垂れ流しそれを見る奴が判断しろなんて マスコミには正義は要らないらしい 俺が教えられた事で間違いなんて幾らでも あった 責任なんて言葉は何処を探しても見つからないだろうけど どんな物事でも結果ばかり知りたがる悪い癖は もうやめとけよ自分で考えろよ いろんな生き方をしてきた奴等を差別するのは もうやめとけよ仲間と話し合えよ 今夜俺とお前とで いつか日の丸があがるとき
カケラ燃焼す 右35度に青いネオンが引かれ 確かに夜は俺を拒絶していた 真実の臨床に白痴に戻されたのは 一億数千万対俺の存在と時間 子供が子供を産み手を土に置かない 現状を把握するなら罪を重くするべきで 未成年犯罪のニュースの横で 香水つけた男が漫画を片手に 息子とじゃれ合うあの夜を見たかい 握手を知らない少年に刀を持たせない 刀を持たない人間は握手を理解できない 繰り返していけないのは繰り返さないからで 人間を減らせ促進剤を入れて 若造のアナーキストが妙に 説得力が無いのと同じように この世界の光はすでに影を守るべきで 気違い色した笑みを浮かべ左翼を詰れば 体罰主義で首になった教師が 涙をためて腹の中へこぼす お前はあいつを祝ってやりたいんだけど 祝ってもらった事が無いのでやり方が分からないんだろ お前はあいつを楽しませたいんだけど 楽しみ方が分からないんだろ 目の前に在るものはすべて新しいんだ 経験でものを言う奴等に教えてやりな 善人ばかりいくら集めたとしても またその中でエタやヒニンと呼ばれる奴は 必ず出てくるだから日本人だって言うのかい 人間のカケラがひしめいてる いくら偉くなっても人間はカケラ カケラがカケラを裁き楽しそうだ カケラがカケラを利用してドングリの様だ 悲し過ぎるだろでも明日になれば忘れるんだろ 若造のナショナリストが妙に 説得力が無いのと同じように この世界の光はすでに影を守るべきで 気違い色した笑みを浮かべ左翼を詰れば 体罰主義で首になった教師が 涙をためて腹の中へこぼす 俺は昨日夢を見た この左手で街中を火の海にした夢さ 断末魔の絶叫のハーモニーの中 俺の好きなあの娘もこんがり焼けていた 彼女は西海岸で焼くのが夢だったのに ケロイドのコーラス隊に入って死んでいたなんて やりきれなくて目を覚ませば まだそこらへんで黒煙が空へ逃げていた 半分焼けた福沢諭吉の紙切れが 一つ二つ風に泳いでた それでも夢だと言うのかい
アンティックピープル 月の下の出来事さ恥じらいながらの物語 あの娘はとっても恥ずかしがり屋の二面相のダイナマイト 恋をするならアバンチュール夢はたえずアブノーマル 鉄の女と言われるけれどもう力はない ゆりかごから墓場まで私がお相手しましょうか あいつはいかしたポーカーフェイスの英雄気取りで 気分はいつもアプレゲール隠しきれないアバンゲール 誰にも言えないことが彼には少しだけあった それはやつの庭のオレンジはとっても不味くて何処にも売れない 誰よりも先に得したいならずっと下を見ればいい 誰よりも先に真似したいならずつと上を見ればいい グッパイ アンティックピープル 偉い人たちね そんな二人がペルシャ湾にゴムボートをだして ロマンティックな夜だった月の下の出来事さ 爆音はBGM死骸は奴らのおしゃべりのネタ 火薬の匂いの香水をパルナスの庭にばら撒くらしい さようならアンティックピープルお前の席はもうない 民主主義の共犯者 共和国の独裁者 お前はもう疲れているから 誰よりも先に愛されたいならお尻を少し軽くする 誰よりも先に見られたいなら頭を少し軽くする グッパイアンティッ クピープル 偉い人たちね
ジャストライン ありきたりの風に吹かれお前は 何処で何をさらっていくの全てを やるせない雲の流れを追ってる ただの男にはなりたくはない 少し離れた俺の右手に持っている物は何か それは銃かも知れない 俺はありのままお前を探すために ここで待ってたんだ また嫌な一日さ 寂しい横顔に全てを投げ掛けさせた お前の耳元が映る 下半身裸の奴等に全てを あけわたしてもいい こんなに零落れてしまったら 俺は何を思えても仕方ないけれど ああ またお前やるかも知れない また嫌な一日さ 読破の街に蘇る 乾いた夜に透き通る 二人ここで道に迷い 語らいそして潰し合う暴動の夜 また嫌な一日さ 男は倒れた恋人の顔に 赤い血しぶき撒き散らして ここでは火薬の匂いは自由の匂いだと 叫んでる男たち ありがとう父さん母さん爺さん婆さん みんな灰になれよ ああもう何も結末は無いかもしれない また嫌な一日さ
犠牲 辿りつけば天変地異の風に煽られた詐欺師が 登校拒否の死に損ないに金属バットを握らせろ じれったい位分かり切ったコメントを並び立てれば 間髪入れずに畳み込め解決なんて誰も願わない 吐気がするぜお前の生き様は ただ生まれてただ死んでいくんだろ 歯がゆくなるぜお前の口先は もっとやれるんだろほらやってみろよ 飼い慣らされたブタはただ 腹を見せて喜んでるんじゃないのか 木に登れと言えばどこまで登るんですかと 健気に笑ってみせるんじゃないのか 流れる水は元から腐ってたんじゃないのか パラドックスがお前に言ってた事がわかるか それは犠牲 犠牲 吐気がするぜお前の生き様は ただ生まれてただ死んでいく 歯がゆくなるぜお前の口先は もっとやれるんだろほらやってみろよ 何を代わりにしているのか バカ垂れ日本人 何を犠牲に出来る何を生かせられる 何を履き違えているのか バカ垂れ地球人 動物を生かしたいなら お前自身がくたばれ 吐気がするぜお前の生き様は ただ生まれてただ死ね 歯がゆくなるぜお前の口先は もっと もっと 犠牲