

ゴッド
コーネリアス 後ろめたさを分かって貰いたかった 分かって貰うことで免れたかった 十一面観音菩薩の前で感性の塊は ざらついた僧侶のように 只々みすぼらしく それをバランスと呼びたいのならお前は潰れるよ まともに見えたのは誰かが諦めたからだろう 神や仏を疑うのならその疑った自分をも 疑えるように 始まりはそこからさ 言論の入り込めない受け売りの構築は ツンドラにアフリカをぶちまける 有り触れた四天王は ただ足掻いてるだけさ ルターやカントに頭はたかれる しがみつけよ 近道なんだろ 泥船なんだけど コーネリアス 助かる道は 一つも無かった だから走り続けた オーバー キリシタンの熱演青年を緑色に塗りながら 偏在する主観と客観の御利益を鑑みる 偽募金箱にしかないモノがきっとある筈さ 本物は異彩で偽物は異様かい 今此処にいるお前はかつて思い描いていたお前か 言い訳ばかりの誤魔化した人生だと思うか 人を信じ切る複雑で豊かな人になりなさい その次さ宗教は 世論の喚起など 判決の操作など 賽銭箱に札束をぶちまける 伴天連もヘブライも ただぎらついてるだけさ 小細工な審美眼は泥かぶる しがみつけよ 近道なんだろ 泥船なんだけど コーネリアス 助かる道は 一つも無かった だから走り続けた オーバー さよならは慣れてるから笑っていけよ 愛する人でさえ傷付けて来たんだろう 忌み嫌われた旭日旗のように 尽く勝手に立ち上がる コーネリアス 生きる事が恥ずかしくてたまらないです コーネリアス 生きる事で誰かを苦しめてるようです コーネリアス 生きる事は殺して食べることです コーネリアス 生きる事で背負っていくのです 振り絞った愛を 誰にそして何に注ごう お前が信じ切って止まない 宗教の怪物達よ 南無妙法蓮華経が聞こえた あの家で 南無妙法蓮華経が聞こえた あの町で 南無妙法蓮華経が聞こえた この道を いつまでも コーネリアス
スターリンクラブ 綱紀粛正鳴り渡る鐘を背に 俺と因果が対立してたスターリンクラブ 何にも成れなかったあの頃みたいに 曳き千切られた羽根で足掻け 民族的伝統を語り直す時 宗教的精神は前を見失う 正常は徒に強く馴れ馴れしく 作られた花ほど香るのは スターリンクラブ カバラ グノーシス ゾロアスター ジャイナ バカバットギーター スターリンクラブ マニ ミトラ ブードゥー 大乗 密教 シヴァ ビシュヌ ブラフマー どれにでも当て嵌まりはしないだろう ヴィア ドロローサ たとえそれが羽目殺しの運命でも ヴィア ドロローサ お前の声が聞こえる スターリンクラブ 俺の安価な合理性を嘲笑って 胸元で十字を切ったスターリンクラブ お前の悔い改めぬリアリスムが ばら撒かれたアラベスクの街よ 挑発的実践が知恵の獲得の 奪われた許されざるアンティノミー 希望は実現の犠牲を孕んで 神の決定と苦難を象れ スターリンクラブ 国賊 ナショナリスト 在家信仰者 神学説教演習 スターリンクラブ 神秘的要素 宗教法人法 談義 説法 法談 そんなものより大事なものがある ヴィア ドロローサ たとえそれが背負いの道を行くとしても ヴィア ドロローサ 俺の声が聞こえるか スターリンクラブ 本来 賛成とは数と器に負けているんだ ほぼ無能な最善をただ祭り上げればよいのだ 意識を独占できない鰓呼吸の神の不定者よ 逆らいのさばる事も所詮奈落の不戦勝だろ それ故の動議や義は必要とされてるだけの あらましを打ちのめす謂わば突破口になるとは限らない 葬式仏教なのさと謙って 何を答えたと言うのかスターリンクラブ 揺るぎない信仰の妖しき光を 誰が答えたと言うのかスターリンクラブ スターリンクラブ 創価 立正 真如 真光 GLA 大本 天理 生長 スターリンクラブ PL 天照皇 阿含 世界救世 幸福 金光 善隣 スターリンクラブ カバラ グノーシス ゾロアスター ジャイナ バカバットギーター スターリンクラブ
泣くなザビエル ギロチンで転がる首を坂道で受け取る訓練を 冒涜はお前の為にお前は皆の為に愛を散らかせ 頭に白い袋を被せて喉笛を一気に掻っ切れ デフォルメされた蜃気楼の中にはトリニティーだけ 毒杯を交わして永遠を揺さ振りに行こう ジフテリアの街のチフスの家のトラフォームのお前に 俺はバター犬に噛み付かれザビエルは今日も泣いている 自国民大虐殺の夜明け前でも鴫は来るだろう 呼ぶから アジアの花が ユダヤの土が プルトニウムの風が 見えるから 誓いの儚さが 祈りの虚しさが 正義の矛盾が 俺はバター犬に噛み付いてザビエルは今日も泣いている 友達から友達じゃないと言われ狼狽えた無関心を受け入れる 正義の使者は助けた代わりに鼻フックを強要している ヨハネの首は皿の上に置かれ怒りに燃えたお前は膿腐る また儀礼の為のまた敬意の為の麻疹が徒党組む 神の奴隷は破壊行為にまっしぐら不安定をチャンスに変えている 白黒つけた密告者のように賑やかに爆ぜる ザビエルが守ってきた滑稽なシンボルが 俺の作ったニューシンボルに圧されている だけどなザビエル気にすんなザビエルみんな朽ちるから 呼ぶから 亜細亜の花が ユダヤの土が プルトニウムの風が 見えるから 誓いの儚さが 祈りの虚しさが 正義の矛盾が 俺はバター犬に噛み付いてザビエルは今日も泣いている 無関心を装うことで純然と害悪を見分けていたのさ 有無を言わせぬ神の奴隷など 俺がこの手で叩き壊して 壊して 壊して 壊して ドンクライザビエル 呪文をかけるように 忠実な犬のように それはいつものことで だからいつも以上に 奇跡を煽ればい
ディアマイフレンド たかが宗教なんかに 飼われてんじゃねぇぜ たかが宗教なんかに 語ってんじゃねぇぜ 神しかいないと言うお前には 俺が神を消してやる たかが宗教なんかに ビビってんじゃねぇぜ たかが宗教なんぞと 力んでんじゃねぇぜ たかが宗教なんぞと 外れてんじゃねぇぜ 神などいないと言うお前には 俺が神を見せてやる 新興宗教なんかに ビビッてんじゃねぇぜ ディアマイフレンド
民族を語ろう 裏切られた振りをして見捨てたことがあるよ 英雄はへたりこんで失くした脚を探す 目隠しの罪人を痩せた馬が運ぶ 観賞用の人間なんて要らない 真紅の発展と常識を打ち消すようにお前は 呪われた地上絵に黙示録を見た 対等になればなるだけ哀憐を宿す様は もはや連鎖する違和感さえ打ち砕くだろう 自分の事の様に思える日まで 軽蔑を自分のものにしなさい 涙を堪えて 今夜 お前に 話すことがある 民族の話を お前がいるから これからもずっと 宗教の話を お前の言葉がいつもこんな風に 苦しめてる人々を増やすとしても解脱なんだろ 本当は自分をひっくるめてすべての人々が 朽ちてなくなればと思ってる浅ましい自分を揶揄え 宣告と闘争は逃げ場所を見つけられず ただ後ろめたく償えないものがある 湯呑の中の青酸カリを指で混ぜる事ぐらいでしか 償えないものがある 宗教家は欲望とは異なった欲望の体現者だろ最前線だろ 信者達は猜疑心の農薬のタイミングの被害者意識の道徳心だろ 神様はくだらない? 神様がくだらないの? 今夜 お前が 教えてくれた 人生ってやつを 醜くてもいいさ 生きてろよずっと 人間ってやつを 今夜 お前に 話すことがある 民族の話を お前がいるから これからもずっと 宗教の話を
作詞 サカイユウジ 作曲 青天上
御神体 絶対が罷り通る領域 洟垂れと帽子横っちょが 床に頭擦り付けて何か言ってる 神と名乗るアラブ人に引き渡しシナイ山に連れて行くのだろう 音を出さないパレードのような絶望を静かに見ていた 処刑を促す人は新鮮な内臓を嗅いでた 心理学を知る由もないマルクスみたいに 国家が沈没するのではなく俺がそれをお前に言ったことの事実 論語読みの論語知らずなんだな自分は一体何様なんだろう 封建主義べったりの免罪符でくだらない人達に救いの手を エルサレムはお前にあげる それ以外は俺がもらう 神風が突き上げる鏡と剣 勾玉の 御神体の御霊代はひざまつく エルサレムはお前にあげる それ以外は俺がもらう 御神体の御霊代は剥ぎ合わせる 理屈では割り切れぬ程の形に成り果てた洟垂れ 粘りつく人生最後の満ち足りた赤 腐葉土をかけられても瞬き一つしない眼で 洟垂れは見ていただろうか 隣の大日如来を 順番を待ってる人は弓形の態勢で喘いだ 無意識など存在させないサルトルみたいに 帝国が復活するのではなく委ね躓き辱めの事実 非戦論で文化人をねじ伏せて自分は一体何様なんだろう 汎神論ばればれの自由哲学で穢れたブタ共に救いの手を エルサレムはお前にあげる それ以外は俺がもらう 理解者も非難さえも相反する概念を 御神体の御霊代はぶら下がる 取り逃がした異分子の意義依存を箱舟に 御神体の御霊代は踏みにじる その時 帽子横っちょの身体は完全に神の容れ物になってた 滴る洟垂れの腕をもいで何か書いてる 人間とはもう言えない位の斑模様の多分横っちょ 世界と人類と自分の為に神の声を聞く 国家が沈没するのではない 帝国が復活するのではない 何かが始まった訳でもない 何も始まらなかった訳でもない
希望の男 森羅万象メディテーション 光溢れた男が 森羅万象メディテーション 人々をねじ伏せた 場外馬券場でダライラマがいっぱい 俺のスケールは常識に阻まれ だからむしろ阻まれろ俺の常識 始まりが今 始まりました 今夜は連続的に薔薇の雨 モヘンジョダロに侍真僧が落下して 平和パビリオンに愛の無い家族 学者に俺の心が分かるかね 歌だから愛だけでいいんだよ 歌だから愛だけでいいんだよ 歌だから愛だけでいいんだよ 歌なのに愛だけでいいのか 語り尽くしたものの中で お前は何処でそして何を見て来たんだい エトワールの顔の無いパトロンが ダークマターでノーベル賞の学者が 火を付けられた藪医者の香ばしさが 子をいたぶり殺す親のリビドーが IRC2なんて知らない セポリスで行ったり来たりのイエス 共同体という自己満足を たった2000年世界に知らしめた そんなお前が歌を聞けばいい そんなお前が歌を聞けばいい そんなお前が歌を聞けばいい そんなお前に歌はあるか お前の限界の絶対なんて 裏切るよ何度でもこれでもかと 潰してしまえと復習が叫んだ 奪ってしまえと歴史が尖った 弁えた振りの希望の男が 歓声の中 押し出された 確かなも のなんて何もないよ 掴むまで何度でもやってみろよ 森羅万象メディテーション 光溢れた男が 森羅万象メディテーション 導いてくれるとでも 森羅万象メディテーション 光溢れた男が 森羅万象メディテーション 人々をねじ伏せた
自尊心 健全なるスイレン 衝撃的な神の言葉を 伝えているのはテレビじゃないよ 只の黒い箱 ずっとずっと前から踏み付けられてる人達さ 潰れても構わないのは世界じゃない自尊心だろ 拒絶のホウセンカ 冷酷な金属を土の中へ 対話は入り口か出口か そんな深刻な事かい 「ある」と「いる」では現象と解釈ほどの違いさ 潰れても構わないのは敵じゃない自尊心だろ 俺達は分からない 分かりたくもない 俺達は治らない 治りたくもない 戦争するなら政治家が行け お前等の代わりは腐る程いるぜ 核武装の永遠など 犬に食わせろ 自尊心だろ 儚いアネモネ 値崩れの純真さは 生きていく人と生きる価値の無い人の為に 西欧的観念を敢えてくり抜いた頭蓋骨は 急がなかった依存のパフォーマンス主義さ 後ろ向きのシオン 繁栄とは対照的に 鼓動が止まるまで想定と準備を繰り返す 綺麗に死にたいなんて 自分が可愛い奴の寝言さ 潰れても構わないのはお前じゃない自尊心だろ お前以外がアウトだと思ってるお前が アウトだからね 暫くすれば分かるよお前にも 自殺するなら野原でやれ 自然淘汰の風が吹く 生きるって事を舐めやがって 禿鷹に食われろ 自尊心だろ 血みどろを隠すために赤く塗られたバスに乗って 組織の都合を肌で感じようぜ 正義を貪って勝ち得た自由は 構築と抑止力を何処に落としたんだろう 潰れても構わないのは 世界? 潰れても構わないのは 敵? 潰れても構わないのは お前? 潰れても構わないのは 自尊心?
クライシス・ジーザス 憎しみしかなかった争いしかなかった 舐められた町で諦めた町で 仲間を守る為に他人は殺しましょう その真ん中でいつも神様がいた 無駄なモノだけ搔き集めて生き恥を晒す事にした 将軍は晴れ晴れと明日を見失っていた あの時の衝撃と幾つかの後悔と 俺は聞き飽きた筈のあの歌を口ずさんでいるよ 薄汚いお前も満たされたお前も 代替可能なその場所でクライシス・ジーザス 国益に大事なものがお前にとって大事じゃなければ 存在の意義でさえ決着の意味でさえ 人権擁護のクソ共に異物感をばら撒いている それなりに収まって 窮屈なお前の為に 歴史や死生観などそこら辺の犬に食わせる お前じゃなきゃいけないものがそこにあるかい 憎しみしかなかった争いしかなかった 舐められた町で諦めた町で 仲間を守る為に他人は殺しましょう その真ん中でいつも神様がいた ヨハネ マルコ マタイ ルカ ほぼ全員が苦しんでいた 火炙りの魔女でさえ性的暴行の牧師でさえ 撒き散らしては搔き集めた密集と点在の日々 激突の空で太郎を体制の海で次郎を 奇跡を求めるお前も利用されたお前も 田吾作が神の預言者でもクライシス・ジーザス 感受性を剥き出しにした無駄な奴等を見ていた 幸せを探してそれでも探して 男は飛び降りて女は手首切って 号令は鮮やかに退廃を位置付けた ジハードや前世なんかもそこら辺の犬に食わせろ お前じゃなきゃいけないものがそこにあるかい 憎しみしかなかった争いしかなかった 仲間を守る為に他人は殺しましょう その真ん中でいつも神様がいた
ヒーロー 聖教新聞に毎日載っているお爺ちゃんと俺の違いを教えてくれ あの勲章をじゃらじゃら付けた自分の事を好きそうなお爺ちゃんを 偉そうな事を言ってる奴と偉い奴の違いを教えてくれ 俺の中の狐が暴れだす前に 誤魔化せるかヒーロー すべてに多少擦り切れたようなぎこちなさは隠せなかった 分厚い面の皮は自己顕示欲の正当化に役立っていた 世襲的階級も個人的な神話で乗り切っていた 野心は根強く俺のジョンソンが暴れ出す前に 目を覚ませヒーロー アイラブユヒーロー 大事な人を命懸けで守って アイラブユヒーロー なのにまた傷付けてしまって この庶民 腐れ庶民 アイラブユヒーロー 頭の悪さを伝えるのに助けを借りることは一度も無かった 批判のセンスも無い俺は非難の海の中を残酷に泳ぎ続けた しかしそれでも満足は寛大で外道やインテリには自由を配らなかった 70万の引き籠りに立て籠まれる前に ためらうなヒーロー アイラブユヒーロー 抗う者をケトンケトンに潰して アイラブユヒーロー だからまた思い上がってしまって この庶民 腐れ庶民 アイラブユヒーロー 消えてしまった虹を見て思い上がりについて考えていた 批判は無限地獄に功徳は現世利益に収まっていた 不器用で生真面目で働き者の潔い信者が集っていた 死んだ後でもこの宗教で良かったと思う人達だった くだらない勲章は捨てろヒーロー あやしい功績をひけらかすなヒーロー 卑劣な脱会者攻撃は止めろヒーロー 何でも上手に魅せるお前が綻ぶ前に 救えるかヒーロー アイラブユヒーロー 大事な人を命懸けで守って アイラブユヒーロー なのにまた傷付けてしまって この庶民 腐れ庶民 アイラブユヒーロー
ディストピア 頼むから死んでくれ畜生たち 牛も豚も生きたまま埋めてくれ 人間が生きていく為に 人間が生きていく為に なんともない歌を歌い被災者を勇気づけてる奴はノイズか 勝手にランドセルを送って一人でスッキリしる奴が善意か Hello no fish ディストピア まるで人間だけが特別みたいに Hello no fish ディストピア 全てがほら不条理にまた神も仏も無く Hello no fish ディストピア 何が足りないのかも分からないのに 持て余してるものなんてもっと分からない 悲しみを超え 今 祭壇が造られた 祭壇が 今 手を合わす人達がいた 頼むから死んでくれ畜生たち 犬も猫も繋いだまま捨ててくれ 人間が生きていく為に 人間が生きていく為に Hello no fish ディストピア まるで人間だけが特別みたいに Hello no fish ディストピア 全てがほれ不条理にまた神も仏も無く Hello no fish ディストピア 人間が介在してボロボロでだらだらの 無茶苦茶な優先順位に従え 神の領域なのにと都合よく感情を揺さ振るから 黙って交配を重ねろ Hello no fish 今夜二人が辿りつく場所は絶望だったけれど Hello no fish 一つ得たら二つ手放せ 何もいらない 人間が生きていく為に 脆さも戯言も緻密にひた隠せ 八百万に斎かされ貢ぎの報いを その邪なその坩堝には 虐げられた全てをも怯むな ディストピア